小川郷太郎
大きな池の対岸から日本大使公邸を臨む。右端が公的行事に使う建物で、その右の木に隠れたところに煉瓦造りの古い民家があって、そこが大使の住居である。白鳥が浮かぶ池が借景となって静かで美しい環境にある。(2011.8.31.)
デンマークには屋根に窓をつけている家が多い。屋根裏にいるとそこから光が入ってきて中は明るくてとても快適だ。隣の家の屋根と葉を落とした木々と雪に覆われた池が見える。快晴の空は凛としている。(2005.12.18.)
庭から見た冬景色である。晴れているが池は凍り、葉の落ちた木々の向こうに民家が見える。(2005.2.27.)
公邸の庭の池の端にあるブナの木をじっと眺めていると、人間の顔があって、長く伸びた髪が顔の周りを覆っているように見えてくる。面白いから描いてみた。(2006.8.7.)