小川郷太郎
デンマークは首都でも高層ビルは少なく、空は広い。運河や公園や木々や教会が風景を織りなし、穏やかな風が通り抜ける。運河の向こうに黄色いバスが走り、遠方に教会の塔が見える。(2006.8.17.)
デンマークの建物はどっしりしているが、総じて飾らない簡素なものも多い。これは、コペンハーゲン中心部のある広場の風景だが、例によって、建物はこの国特有の色で塗られている。レストランの外にはパラソルが並べられ、その下で客がのどかに談笑する。屋根や建物の形が少し曲がって見えるところに、何となく心が安らぐ。(2006.7.13.)
ホテルの窓から見た街の風景。東京から出張の際でもあって、小さなスケッチ・ブックに急いで描いたこともあって出来は良くない。(2012.6.9.)
コペンハーゲン中心部の歩行者天国(ストロイエ)にロイヤル・コペンハーゲンの店がある。明るい初夏の昼頃、この店の前のベンチに座って道路の向こう側のパブを描いた。看板には The Dubbner Music Pub と書かれている。(2006.6.8.)